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つりばな‥

  まだ色づきの浅い里山に、ツリバナの赤い実が目立つようになりました。
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            この秋は、どの木も今までにないほど多くの実を下げていているようでした。

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               この沢沿いの小道は、幼い頃の子供らと遊んだ林につながります。

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        ともすれば足元ばかり見つめそうになる道を、この日は上ばかり見て登りつめたのでした。




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# by moraisan | 2009-10-05 12:52 | 山野草・樹木 | Trackback | Comments(8)
Cosmos

  もう半分以上その花を終えたというのに、どうして美しく目に映るだろうか‥
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  花ばかり写すから、花がお好きですね とよく言われる。  返答に窮するので、笑ってすますことにしている。
  コスモスがお好きですか? と聞いてくれたなら、迷いなく答えられるのに。  はい、 ‥一番好きな花です。  



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# by moraisan | 2009-10-01 01:19 | 山野草・樹木 | Trackback | Comments(6)
あけび‥

  山道のそこかしこに その青い果皮の落ちているのを見かけるようになりました。
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     見上げればアケビの実り‥ この秋はなかなかいいようで、なんだか一人勝手に豊かな心持です。

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  このアケビは目の高さ! でも直前、間近に聞いた鹿の声が気になって‥ 伸ばした手をひっこめました^^;



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# by moraisan | 2009-09-29 03:32 | 山野草・樹木 | Trackback | Comments(8)
めくらぶどう‥   (ノブドウ)

  山桜を這い上がっていたそれは、ふだん見るよりずいぶん高い所にありました。
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  このへんでの呼び名は「馬ぶどう」、『めくらぶどう』は東北地方の方言のようです。

  
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  美しい実の色は、虫の産卵による奇形果(虫こぶ)ですが、多くは種子も宿すし、鳥も食べる不思議な実です。


  『めくらぶどうと虹』は生前未発表作ながら、よく知られた宮沢賢治の童話です。

  切なく虹をうやまう「めくらぶどう」は、賢治自身の姿であったかもしれません。 自らは 「めくら」であると‥  
# by moraisan | 2009-09-28 07:53 | 山野草・樹木 | Trackback(1) | Comments(10)
秋・朝顔‥  マルバアサガオ

  山の稜を越えて、ずいぶん遅くなった朝日が届く。 迎えるように登り咲く野生化した朝顔。
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         マルバアサガオは西洋アサガオ、庭先よりは野に咲く姿をみること多い朝顔です。

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     花を撮る時、人工物の入るのを好まない。 でもそれを打ち消してしまう野生の前に シャッターを切る。  


  人の庭先にソライロアサガオ(ヘブンリーブルー)を初めて見た時の衝撃は忘れられない。
  
  同じ西洋種でありながら、どこにも当たり前にあったマルバアサガオにそんな感慨はありません。

  それでもこの朝顔は毎年のように撮り続けてきたのに、
 
  ヘブンリーブルーは毎年美しいと思うのにカメラを向けたことがありません。

  もう風は秋風。 この朝顔が秋深くまで咲くのをどこか不思議に眺めてきました。

  お恥ずかしい話ですが、朝顔が秋の季語であることを知ったのはごく近年のことです。


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# by moraisan | 2009-09-09 07:16 | 山野草・樹木 | Trackback | Comments(6)