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紅い花‥ フシグロセンノウ
 
  八月も今日が最後の日‥ 暦の上だけではなく、夏が終わろうとしています。
  紅い花は野にあっては少ないもの。 その花色には毎年新鮮に驚かされます。

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  その鮮やかな花色を気にしているわけではないでしょうが、この花を日向で見ることは稀です。

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  木漏れ日に一瞬輝く花は、金の粉を纏っていた。 そのことをこの夏初めて知りました。

紅い花‥ フシグロセンノウ_e0070545_2392264.jpg
  日陰を好むように咲くこの花も、その先に見ているものは一緒なんだと‥ 花の背後に並んでみて思うのでした。



                        ※写真は全てクリックで拡大いたします。


 
by moraisan | 2008-08-31 23:59 | 山野草・樹木 | Trackback(1) | Comments(14)
Tracked from GOCCIの男を磨く旅(笑) at 2008-10-23 07:28
タイトル : 「霧ケ峰・八ヶ島湿原」で「山の花」を撮って見ました。17
「霧ケ峰・八ヶ島湿原」で「山の花」を撮って見ました。17「フシグロセンノウ(節黒仙翁)」はナデシコ科センノウ属の本州〜九州に分布する多年草。随分大きく派手な花だったので、何か「栽培種の植物」が「野に逃げたもの」かと思ってしまいましたが、どうやら違うようです。この花も今回の旅で初めて出会ったような気がします。「フシグロセンノウ(節黒仙翁)」2。「フシグロセンノウ(節黒仙翁)」3。「フシグロセンノウ(節黒仙翁)」4。「フシグロセンノウ(節黒仙翁)」5。「フシグロセンノウ(節黒仙翁)」6。「フシグロセンノウ...... more
Commented by saheizi-inokori at 2008-09-01 07:20
いじらしいような妖艶なような。
Commented by namiheiii at 2008-09-01 11:31
日向と蔭、一枚目が断然素晴らしい!独特の橙赤が浮き上がって見える。こんな視点もあるのですね。私も先だって木曽福島の山あいでしばしばこの花を見かけましたが、こんな素晴らしい写真にお目にかかっては恥ずかしくて見せられません。
Commented by ironsky at 2008-09-01 21:17
野の花は可憐なものが多いだけに、こういう鮮やかな色は目立ちますね。
2枚目の写真、「金の粉を纏っていた」という表現にぴったりです。
Commented by moraisan at 2008-09-02 21:00
>saheizi-inokori さん、こんばんは。
古来高貴な色とされる朱赤を花色にしながら、シンプルで丁寧なつくりの花は不思議な落ち着きがあり惹かれます^^
Commented by moraisan at 2008-09-02 21:10
>なみへいさん、こんばんは。
まれな花ではないのですが、周りの草丈に埋もれていることが多くて、近づきがたい距離があったりします。
この写真のものは、今年から歩くようになった「けもの道」に差し掛けるように咲く一株‥ 少し願い叶った一枚です^^
Commented by moraisan at 2008-09-02 21:24
>ironsky さん、こんばんは。
こんなに近く、覗き込むようにこの花を撮ったのは初めてです。
蛍光を含んだような朱の色の、謎が解けたような気がしました‥たしかに金粉を散りばめた花弁なのですよ^^
Commented by KATEK at 2008-09-03 06:06
あざやかなオレンジ色!太陽の光をそのまま花にしたような。でも,日陰を好むのですね。だから光を集めたような色なのかも。金の粉,初めてみました。ありがとうございました。
Commented by moraisan at 2008-09-03 18:09
>KATEK さん、こんばんは。
日陰で見るこの花は、ご覧のような朱赤ですが、木漏れ日に色を反転するように光るのが不思議でした。
周りの草を押し分けて近づくことも躊躇われて今日まで‥ けもの道のおかげで、間近にその秘密を見ることができました^^
Commented by 髭彦 at 2008-09-05 23:23 x
フシグロセンノウと言うのですか。
僕も山中湖の高原で、この花を見かけて写真を撮ったのですが、全然ダメでした。
一枚目がとくに素敵です。
Commented by 74mimi at 2008-09-06 06:08
去る夏を思わせる色
表現しようのない美しい色
素晴らしいです!
Commented by moraisan at 2008-09-07 08:16
>髭彦さん、おはようございます。
ナデシコ科の花の中では、大きさ色ともに際立って目立つ花だと思います。
髭彦さんはこの花をどんな風に詠まれたのでしょうか? 私は傍らにかがみこむばかりですが^^;
Commented by moraisan at 2008-09-07 08:28
>mimi さん、同感いたします^^
この花が咲きはじめる頃はまだ日差しにも強さがあるのに、いつも秋の到来を感じます。
盛夏を生き抜いたものたちへ‥ この花が褒章のように咲きます^^
Commented by 髭彦 at 2008-09-07 19:01 x
山道の暗き葉陰に橙の花の一輪隠れ咲きをり

名前がわからなかったのと、写真が気に入らなかったのとで、ブログにはアップしていませんでした。

改めて写真とともにアップしましたので、こちらの素晴らしい写真にリンクさせていただきました。
お許し下さい。

Commented by moraisan at 2008-09-07 19:33
>髭彦さん、こんばんは。
お歌と共にリンクありがとうございます^^
初めてこの花を見たのなら、その鮮やかな色とやさしい意匠を素直にカメラにおさめただろうこと、よく伝わってきます。
髭彦さんのお写真のように、周りの草に埋もれ隠れていることも多いですね。



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