摘み草‥  はこべ

言わずと知れた春の七草のひとつ‥ 七草では『はこべら』
どこにも普通に見た道草野草であったと思うのだが、記憶する景色程度に遠のいた気がします。

幼い頃、父が連れ帰った黄色い小鳥カナリア。 二人乗りのバイクの後ろ座席?に飛び込んで来たという‥
その痩せた体に似つかわしくないような、木製の大きな鳥かごで、ずいぶん長く生きたように記憶します。

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その鳥かごの小さな菜入れのためにハコベを摘むのが、幼い私の日課になった。

一度に摘む量はわずかであったけれど、私の生涯で一番回数多く摘んだ草はこの草にまちがいない。


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ナデシコ科の花は小さいものも多いけれど、小さいものほど造作は凝っている気がします。


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写真のハコベはウシハコベで柱頭が5裂。3裂する他のハコベとの見分け方は、私の最初の植物学?

ウシハコベ属として分ける考えもあるようですが、ハコベ属 Stellaria (星)から私個人ははずしません(笑)


せっせとハコベを運んだカナリアでしたが、その美しい鳴き声を聞いた記憶がありません。 

今思えば雌であったか‥ カナリアの美しい囀りを知るのはずっと後のこと。 

ただ、どうもこの草と黄色い小鳥は セットされてしまった私の記憶のようなのです。


※写真はクリックで拡大いたします



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by moraisan | 2018-05-23 07:06 | 山野草・樹木 | Trackback | Comments(4)
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Commented by echalotelles at 2018-05-23 18:22
はこべ、マレにも生えていて、雑草として抜いてしまうこともしばしばですが
はこべを見る度に、私も子どものころに家で飼っていた小鳥のことを思い出します。
でも、飼っていたのは母や弟で、私は子どもの頃は動物が少し怖くてあまり近づけませんでした。
今なら仲良くできそうだなぁ。
Commented by moraisan at 2018-05-24 03:07
>りんご姫さん、こんばんは。
マレにもありましたか^^ 有史以前の帰化植物とのことで、世界に広くあるようですが‥思えば変な言い方ですね。
私も自身が飼っていたという風ではなく、篭に閉じ込められた小鳥への後ろめたさのようなものから、自ら日課にしたように思います。
野鳥の落ち雛は持ち込まれるまま多く育てましたが、飼い鳥と暮らしたのはそのカナリアが最初で最期です。
Commented by PochiPochi-2-s at 2018-05-24 08:50
おはようございます。
ハコベがこのようにきれいにカメラで撮され、解説されるのを
初めて見ました。しばらくみつめていましたよ。
いつもはすぐに抜いてしまうのですが、
これからはもう少し観察してみようかなと思いました。

小さい頃父がカナリアを飼っていたのを思い出しました。
私が餌をやっていたという記憶はないのですが、父は鳥や
小動物が大好きで納屋には確か山羊(羊?)やウサギがいましたよ。
田舎だったので犬も飼っていたし、猫もいました。
のんびりしたいい時代でしたね。
Commented by moraisan at 2018-05-24 18:37
>PochiPochi さん、こんばんは。
まだ野草の名前など興味すら無かった幼い日、その名を知っていた数少ない幼なじみです。
小学校の恩師が、自身の研鑽でもあったのか、郷里の山での植物観察に誘って下さいました。
その時にミドリハコベとウシハコベの見分け方を教わったのが、植物に目を向けた最初であったと思います。
動植物にかかわらず、自然はいつも未知と無知を私に突き付けて、生きる誘いをしてくれたように思います。


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