小さな高貴‥   チゴユリ

この花が姿を消し始めたのはいつからだろう。
絶えてしまったというよりは、少しずつ後退していくのを追いかけるように山奥へ‥ 
と言っても、一年に数十mというような単位で(年によってはそれさえもなく)歩く道が延びていった。

‥そんな思いがする花のひとつです。

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この場所にチゴユリを訪ねるようになったのは10年程前から‥ そして2年ぶりです。

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この花のよさを知りたいのなら、もう地面に這いつくばるしかないのですが‥


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落ち葉の敷きつめたゆるい斜面がそれを助けて 叶えてくれます。


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身を低く跪くなら、この花の持つ優美なフォルムに圧倒されます。 その葉も美しくそれは長く続きます。



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少し引いて見るなら、確かにあどけない稚児にもみえるのですが‥

その後に『百合』と付け加えた気持ちがわかるような気がします。



※写真はクリックで拡大いたします



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by moraisan | 2018-05-07 21:55 | 山野草・樹木 | Trackback | Comments(4)
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Commented by PochiPochi-2-s at 2018-05-08 09:21
チゴユリ、大好きな花の一つです。
2枚目、4枚目の写真が好きですね。
そうか、這いつくばってみればいいのかと。
いつも描きたいと思いながら、描けずにいます。
毎年咲く場所が後退してゆくのはゆくのはどうしてでしょうか?
この花の習性ですか?
↓のフジもいいですね。
公園や庭園などでよく見かける藤棚に咲く、形を作られたフジ
の花よりもずっと魅力的です。
自由奔放に好きなように蔓を伸ばして咲くフジの花の方に魅かれます。
毎年このフジの花を描きますが、昨日やっと今年の絵が描けたかなと。
Commented by saheizi-inokori at 2018-05-08 10:18
少しづつ異界にいざなうような、神秘な美しさ、ちょっと妖しげでもあります。
Commented by moraisan at 2018-05-08 20:11
> PochiPochi さん、こんばんは。
そうですね‥理由は場所により様々思うところはあったりはしますが、確かにはわかりません。
人が放棄したかに見えた里山は、はじめはこちらに近づくものと思っていました。
でも離れて行きますね‥ 無関心や忘却が、相手を遠ざけてしまうように。そんなことを思います。
フジの絵、拝見いたしました(^^♪
Commented by moraisan at 2018-05-08 20:17
>saheizi さん、こんばんは。
そう来ましたか(笑) でもそうなのかもしれません。 
異界が世界とつながりますように。 ‥私の願いです。


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