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冬を越す蝶 ‥キチョウ
常緑のツルマサキも、ここ数日の真冬日に葉の色を変え始めました。その葉陰に‥冬を越すキチョウ
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私も蝶なら

こんな風に‥

隠れもせずに‥

体を凍らせながら‥

春が来るのを信じて‥

  いられるものだろうか?
by moraisan | 2005-12-19 01:09 | 自然 | Trackback | Comments(31)
Commented by mmamacat at 2005-12-19 04:49
冬を越す蝶があるのですね。奇跡みたい!
でも小鳥の犠牲にならないのでしょうか。
自然はときには残酷ですから。
Commented by namiheiii at 2005-12-19 10:21
すごい!寒色の中に鮮やかな赤と黄、厳冬を越す蝶の健気な姿、心を打つ生き物の世界ですね。感動しました。
Commented by osanpophoto at 2005-12-19 19:13
なんて素敵な写真なんでしょう!
枯れた枝の中にまっ黄色の蝶々。
この蝶はこの姿で冬を越すんですか。
殻の中に入らなくても大丈夫なんでしょうか。
餌はどうするんでしょう。

冬の蝶は私にはミラクルです。
Commented by gleybird at 2005-12-19 20:20
美しくもあり、けなげでもありますね。
ひとりぽっちで越冬するんですかね。
みんなで集まればいいのにね。
貴重なキチョウの写真、ありがとうございました。
Commented by mayumis39 at 2005-12-19 20:29
えっ!!こんなにきれいな蝶が、この雪の中で・・・なんといえば良いのか・・・自然の、力強さ?ああ・・・、生きぬいて欲しいと思います。
Commented by sakusaku_fukafuka at 2005-12-19 20:51
キチョウはこうして冬を越すのですか?
初めて知りました。
でも、こんなところを探すのもすごいですよね・・・
驚きです
Commented by poko at 2005-12-19 20:54 x
越冬する蝶もいるのですね、初めて見ました。
秋にでるキチョウは春の産卵まで厳しい冬を
どうやって耐えるのでしょうか、自然の驚異を感じると共に
頑張れを声をかけたくなります
Commented by sakura at 2005-12-19 21:02 x
今頃 キチョウが居るなんて、、、写したmoraisanmoも よく見つけられましたね。それにしても羽が綺麗ですね。頑張れ!蝶々!
Commented by namiheiii at 2005-12-19 21:38
とても不思議なので再コメントです。
植物の種子は鳥に食べてもらうために目立つ色をしているのだと思います。それに掴まってじっとしているいる蝶は鳥に食べられないのでしょうか?
Commented by moraisan at 2005-12-19 22:13
>mmamacatさん、驚くべき姿ですね。
この蝶がこの日を迎えているのも、十分奇跡なのかもしれません。
この場所を選んだことで、鳥がそれを見つけたとしたら、鳥はこの蝶の分も、空を飛ぶということではないでしょうか。
Commented by moraisan at 2005-12-19 22:35
>なみへいさん、こんばんは。
いろんないのちに、生きることを奮い立たされながら、私もまた生きているのだと思います。
再コメント、ありがとうございます。
このツルマサキにとまったことが、この蝶にとってはどうだったのでしょう?
越冬する蝶は、体内のエネルギー物質を不凍物質に変化させて休眠するそうです。
休眠中の蝶は、餌としてうまみが少ないのかもしれません。
Commented by moraisan at 2005-12-19 22:45
>osanpophotoさん、こんばんは。
この蝶が場所を移動することは、もうしばらくはできないでしょう。
寒さより、冬の乾燥に耐えることが大変なのだそうです。
鱗粉が綺麗に残るこの蝶は、その意味ではベストコンディションなのですが、風が強く吹きつける場所ですから‥ 何も食べずに眠ります。
Commented by moraisan at 2005-12-19 22:49
>gleybirdさん、こんばんは。
どこかもっといい場所があって、たくさん集まっているのかもしれませんね。
みなさん心配するように、決していい場所とは私にも思えません。
今日も小雪が舞う中、同じ場所で風に揺れていました。
Commented by moraisan at 2005-12-19 22:54
>mayumis39さん、こんばんは。
蝶の姿で越冬するものは、一割程度の種なのだそうです。
頑張って春の日差しの中を飛んで欲しい‥私もそう思います。
Commented by moraisan at 2005-12-19 23:01
>sakusaku_fukafukaさん、こんばんは。
毎日歩く道傍に、これで二頭の蝶を見つけてしまいました。
特にキチョウは、その色ゆえに目に付くので‥毎日気になって目が探すのは、ちょっときついかな^^;
Commented by moraisan at 2005-12-19 23:12
>pokoさん、こんばんは。
蝶は大変なエネルギーを体内に蓄えていて、それを変化させて寒さに耐えて休眠するのだそうです。
しっかり掴んだ足が、風にほどけないのが不思議です。

Commented by atNOGAWA at 2005-12-19 23:18
まだ羽根もしっかりとしたキチョウですね。紅い実につかまって見つけてくださいといわんばかりのような気もしますが・・・
私が蝶だったら・・・もっとあったかそうな場所を探しますが、果たして枯野に見つけることが出来るかどうかわかりません。
Commented by moraisan at 2005-12-19 23:22
>sakuraさん、こんばんは。
秋も遅くに羽化した蝶なのでしょうか。
見る限りどこにも欠陥がない、美しい羽をもっているように見えましたよ。
見つけさせられた‥のほうが正解でしょうか(^^)
Commented by moraisan at 2005-12-19 23:30
>atNOGAWAさん、こんばんは。
おっしゃるとおりです。探そうと思って見つけられたものなど、今まで幾つあったでしょうか^^;
この蝶もここまで来たところで、留まらざるおえなくなったのかもしれません。それでもその足は、しっかり掴んでおりました。
Commented by nonacafe at 2005-12-19 23:31
ごあいさつが遅くなりました。赤い実の真実解明へのご助力ありがとうございました。
こちらの赤い実とキチョウも決定的名カットですね。
蝶も木の実の果汁を吸うのでしょうか???(あれ?また無知に赤恥か!?)
雪景色の中ではもう花の蜜は見当らないですものね。
Commented by ironsky at 2005-12-19 23:32
キチョウって最近とても珍しいのではないでしょうか。
私が子どもの頃は、よく見かけたのですけど。
違っていたらすみません。
無事春を迎えられることを祈っています。
Commented by moraisan at 2005-12-19 23:52
>nonacafeさん、こんばんは。
私も蝶のことはあまり知らないのです^^;
キチョウは花の蜜を吸ってるところを良く見ました。
写真の蝶はもう冬眠中ですから、しがみついてはいても、体は一部も動かせません。
寒い冬、冬眠って少し憧れることもあります(^^)
Commented by moraisan at 2005-12-19 23:59
> ironskyさん、こんばんは。
昔より少なくなったもの、蝶に限らずたくさんありますね!
蝶は食草(幼虫)と密接な関係があるようですから、それらが少なくなると
蝶の方も減ってしまうかもしれません。
無事春を‥蝶も人も願いは一緒でしょうか。
Commented by 謎野 at 2005-12-20 09:49 x
紅き実を抱(いだ)きて眠る鮮やかな黄の色纏ふ凍て蝶のあり
Commented by moraisan at 2005-12-20 22:15
黄葉の一枚残るように、今朝もそこに変わりなく在りました。
どんなに恐々していても、目はその場所を捜しますし‥そこで安堵いたします。
Commented by mogutre at 2005-12-20 22:16
心を打つ瞬間を素敵に捉えられてますね。
写す人と蝶の鼓動が響いてくるようです。
素敵な写真を見せていただいて有難うございます。
Commented by moraisan at 2005-12-20 23:40
>mogutreさん、こんばんは。
日常の中にも、こんな出会いがあって面白いものですね。
色のない世界が広がっていたので、なおさら印象深いものでした。
Commented by 謎野 at 2005-12-23 10:21 x
いただいたコメント、まるで一篇の詩のようですね。
勝手に詩の形にしてみました。
お許しください。

凍て蝶は、
今日も同じところにとまっている。
春が来るのを待ってる風ではない。
また春を疑っているようでもない。
その日が来れば一心に羽ばたく姿だ。
が、
鳥に食まれることを恐れる風でもない。
なぜそうできるのか、
なぜそうできぬのか‥。
足も止めずに思う。

凍て蝶を日々に見守る友ありて信濃の冬のいのちを想ふ
Commented by moraisan at 2005-12-24 00:37
謎野さん、ありがとうございます。
ちょっと照れくさいけれど‥。
友といわれて、たいへん光栄に思います。
Commented by 謎野 at 2005-12-25 00:28 x
moraisanさん
残念です。
なんだか自分の翅をもがれたような思いです。

(返歌)
凍て蝶のイエス生(あ)れる日待たずして天に召さると友の伝へし
吹き荒るる雪の朝に黄の片翅(かたは)遺して去りし凍て蝶のある
友撮りし電子の写真一葉の凍て蝶偲ぶ香華となりぬ
Commented by moraisan at 2005-12-25 00:59
> 謎野さん、ご返歌ありがとうございます。
偶然見つけた一頭の蝶に、多くの方がコメント下さいました。
蝶に比べれば、ずいぶん長くも生きたのに、一春も分かつことさえできないのも宿命ならば、
姿、形が違えども、出会った時は一と一、変わらぬいのちを感じたままに生きていければと。


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