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墨流し‥  満月の夜に

  1月30日夕、ぴたりと月齢をあわせた満月が薄雲のむこうにおぼろな姿で登りました。
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  背中に月を感じながら、ローカル線の駅までの夜道を 少し急いでいました。

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  墨流しという遊びを思い起こしながら、列車が来るまでに月は出るだろうか‥ 駅舎の外で見上げます。

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  月が動いたのか、雲が動いたのか‥ 静かに時が動いていて、もう列車のことなどどうでもよくなります。

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  あと少し、ほんの少し‥  月の抜け出そうとする暗空には、火星が小さく赤く点っていました。 (見えるかな^^;)

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  正午月齢14.8の満月は、まさに正満月の頃。 月はまあるい姿を雲から出して、雲はその彩色を消しました。


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by moraisan | 2010-01-31 13:35 | | Comments(14)
山々に囲まれて‥

  四周を山々に囲まれて暮らしています。
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  千曲川の段丘上に上ります。 そこに行けば送電線越しに山々を見なくてすむからです。  西には八ヶ岳。

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  東には普段は見えない茂来山の頂も見えるようになります。
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  山との距離から木々の大きさを測るのが癖です。 この山の頂付近の木々は大きいのです。‥雪の少ない冬。

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  南に目を転じれば、茂来山と対照的な容姿の 御座山(おぐらさん)の岩峰。 標高2112mは佐久の盟主です。

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  北に遠く浅間山を望みます。木々の間に垣間見る山は大きく見えるもの‥気持ちのくらいに引き寄せてみました。

  
  山の存在は、人がどんな建築物を造ろうとめったに変わるものではありません。
  それでも常の暮らしに眺めただろう山々を、遮り隠すものがずいぶん増えてしまったことを憂います。

  山に分け入れば山の全容は見えなくなります。 向き合える距離、向き合える場所が私には必要です。



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by moraisan | 2010-01-28 01:05 | 山岳 | Comments(12)
天毬‥  やどりぎ

  木の葉を落とした裸木に、宿り木の毬が目立ちます。
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  夏秋は繁みに隠れているので、私はその存在をまるで忘れてしまうようです。

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  ずいぶん高いクリの木に、この一群の毬はありました。 黄色い実は少ない冬の彩りです。

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  それは木の枝に根を下ろしているのですが、天から転げ落ちた毬を木々が受け止めたという風でもあります。


   

ヤドリギについて‥
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by moraisan | 2010-01-24 08:11 | 山野草・樹木 | Comments(14)
ゴンドラ‥  幻視
 
  春のような陽気の空には、春のような色の月。
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         弓張になりきらない月は、何だか乗り心地の良さそうな舟のよう‥ そう、ゴンドラだな。

  黒々としたした雲が闇の底から湧いていて、時々それを呑み込もうとする。
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          あわてた月は逆らって、空を逃げていくようだ。 ああ、やっぱりあれはゴンドラなんだ。



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by moraisan | 2010-01-21 00:25 | | Comments(10)
クリスタル‥   『せぎ』にて

  有明月が低く架かる、それは寒い朝でした。
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  たちどころに手足が凍えて、珍しく早朝飛び出したのを少し後悔したくらいです。

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  俯き加減に歩くものですから『せぎ』の流れをのぞくことになります。 こちらの方言でしょうか、用水路のことです。

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  速さのある流れはめったに凍りませんが、気温に冷えた枯れ草は水を捉えてクリスタルをつくります。

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  たどり上ればだんだんに小川の様相になるこの『せぎ』には岩魚や山女魚が時には潜んだりもします。

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  飛沫がつくるもの、流れが捉まってつくるもの‥ 造形の妙にいつか寒さを忘れている自分がいます。

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  石にへばりついた藻類の深い緑が透けています。 どうしたらこんなものができるのだろう‥ 

  人の暮らしを離れた『せぎ』は次々道下に隠されて、家々の横を流れる意味も忘れられようとしています。
   
  かつては鍋釜や漬け菜や大根を洗っただろう『せぎ』にはゴミが目立つようになりました。

  でもちゃんと見るのなら水は今でも清冽たるために流れています。 このクリスタル、水道水ではできますまい。

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  その結晶のひとつづつを数えられそうなくらい間遠に落ちていた雪が速さを増して‥ うっ、寒い さあ帰ろう。 


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by moraisan | 2010-01-14 06:28 | 自然 | Comments(18)
残し柿‥

  朝晩の冷え込みがマイナス10度前後となる日が続き、山の柿の実が見る間に消えました。
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  家々の庭の残し柿を、小さな子らがすでに頼みにし始めました。 新春は厳しい冬の始まりでもあります。


             明けまして おめでとう ございます

         旧年中は多くの方の励ましを受けて、なんとか細々拙ブログを続けてこられました。
      
      好天に恵まれて明けた新年、寒さは厳しさを増していますが良いスタートのような気がしています。

           皆様の健康とお幸せを年頭に願いつつ、本年もよろしくお願い申し上げます。

      

      
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by moraisan | 2010-01-04 08:35 | いのち | Comments(16)