カテゴリ:自然( 94 )
 残光‥

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  ただ この光の中に身を置きたくて‥

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                                       ‥夕暮れの森を 独り行く。





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by moraisan | 2016-06-12 00:29 | 自然 | Comments(6)
つのぐむ頃‥  蒲(ガマ)

  雪のない山里、変動の激しい気温変化と、この春も花の開花の予測がつきにくい。
  この地に住んで四半世紀になろうというのに、年々難しくなるようです。
  そんなこともあって、町内とは言え少し遠い カタクリの自生地の様子を見に出かけました。

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  ここは自生地への入口付近。 
  今は閉じている鉱泉宿が二軒、氷ついている人口池には、ボートも浮かんだし、釣り糸を垂れる人もあったとか。
  この先は車止めになっていて入る人も少なく、おかげでカタクリの自生地は守られています。

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  池畔の木が一本、倒れこんだまま凍りついていました。 どうもニセアカシヤのようです。

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       池の水の取り入れ口付近は、わずかに水面がのぞいています。 そこに見つけたのは新しい緑。

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  この春最初に見た角(つの)ぐむ者は、いつもより随分早いガマでありました。



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by moraisan | 2016-02-28 12:22 | 自然 | Comments(4)
 にわか雪‥

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                落ちはじめた雨は、にわかにはげしい降りの雪となりました。

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  ちょうどお昼休みの小一時間ほどの出来事は‥  見慣れた景色を不思議な絵画に見せて

                                             ‥やがて春を呼ぶ雨にかわりました。



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by moraisan | 2016-02-20 22:38 | 自然 | Comments(10)
春を探しに‥

  朝の気温は相変わらずマイナス10℃前後まで下がります。
  それでも小雪に過ぎたこの冬は、山の斜面ですら地表の露わが目立ちます。
  雪明けを知らせるように咲く花が気になって、雪の様子を見に出かけました。

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         目指す場所は標高が200メートルほど高い部落。
         谷を辿る道脇にはいくつかの小沢があったりして、お気に入りの休み場であったりします。

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  気に入っているのは私ばかりではないようで、いつもお客が絶えません。      (ジョウビタキ)

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  腰をあげて歩き出せば、藪を縫ってついてくるひときわ地味な鳥に気づきます。

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  この大好きな小さな客人は、冬場だけ八ヶ岳の高地からやって来るのです。      (カヤクグリ)

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 目指した北向きの斜面は、まだ15センチ程の雪に覆われていました。 雪の下にはフクジュソウが春を待ちます。

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  気の早いのはわかっていましたから、ほっとしたり‥  でも少し残念であったり。

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  集落のはずれまでのぼれば、眼前に八ヶ岳が広がります。

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  前日の雪なのか、先日の雨氷の名残なのか‥ 中腹辺りが妙に光っておりました。

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  古くに開かれた土地である痕跡をあちらこちらに見る集落ですが、すでに限界集落となっています。

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  探している花色と同じなのでちょっとドキリ‥ この日は10頭(と)程も見ました。 (越冬するキチョウ

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  日当りの良い小さなのり面に数株咲き終えようとする花を見つけました。
  雪がなかったので、急いで咲いてしまったようでした。 今年の最初は痛々しい対面となりました。
  それでも私以上に春を待って咲いたこの花でしょうから‥ (写真の拙さはお赦しになって) ご覧くださいませ。

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  瞬く間に小半日が過ぎ家路を急ぐ頃となる。 下る程に陽は急に頼りなくなってくる。

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                            折れる角ごとの道しるべ‥

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          下りきった頃には日は山陰に落ちていて、カメラを持つ指先が痛いのに気づきます。




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by moraisan | 2016-02-12 06:17 | 自然 | Comments(4)
 しがこ(氷)探し‥

  もはや暖冬などと喜んでいられないのかもしれない。
  まだ一度も地面をすっかり隠す雪は来ないのだし、水辺の氷さえ殆ど見ないこの冬です。

  節季は寒。 寒さに震えながらも、水辺のクリスタルの造形を毎年楽しみにしてきたものです。
  
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    いつもならそこかしこに見る しぶき氷も、探してやっと見つけます。 それも何だか頼りない‥

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    こちらは堰(せぎ)の落ち込みで見つけたものですが、こんな日陰を探しては覗き込んでいるこの冬です。
  


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by moraisan | 2016-01-13 07:14 | 自然 | Comments(6)
 陽光‥


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by moraisan | 2016-01-07 00:55 | 自然 | Comments(4)
森を治める者‥  ノスリ

  私は普段、身近な三つの森を歩きます。 
  どれも近年まで、あるいは今も人の手が一部に入る若い森です。
  
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  中でも眼前にあるこの森にいたっては、ここの空気を毎日吸っているといった近さです。
  
  かつてこの森は薪炭に伐られては、また植林も試みられたし、桑やホップの畑もその一角にありました。
  細い山清水を頼りに小さな田畑が点在したのは、この地に浅い私ですら知っています。 
  時代と共に山里の暮らしは変化しましたし、高齢化と過疎化が拍車をかけたのでしょう‥
  年々人道があやしくなる一方で、けもの道は確かさを増していくようです。        

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  森とはなんだろう‥ ずっと思ってきました。
  それは人には創れない場所であり、人には計れない時間の先に存在するのだと思うようになりました。

  いわずもがな、森は多くのいのちで編まれた空間です。
  そこに一時見えるかの衰勢や強弱も おそらく幻影に他ならないでしょう。

  このノスリは毎年この森に巣を営んで今年で八年目です。 
  私の思い過ごしでなければ‥ 口笛を吹けばきっと近くに現れます。

  そしてこれこそは 間違いなく私の思い過ごしです。  そう、今この森を治めている者です。




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by moraisan | 2015-07-22 20:34 | 自然 | Comments(6)
霜朝に拾う‥

  山の端を越えて日の光が届くのは八時に近くなりました。
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  一霜ごとに失われていく色は、同時に こころに留めたい色となる。                 ゲンノショウコ

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  朝夕に日の短くなった冬の日は、仕事前の慌しい唯の五分が 一日でもっとも美しい五分であったりもします。



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by moraisan | 2012-11-18 20:18 | 自然 | Comments(8)
霜月の朝‥

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  霜月に入ったというのに暖か日が続きます。 でも朝の訪れはすっかり遅くなりました。

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  まだ色の残る景色に少しほっとしながら‥

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  やはり少しの違和感と、足りないものを感じながら歩きなれた山道を歩きました。

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  日陰に横たわった芒に この秋最初の霜を見ました。 それは薄くはかないものだったけれど‥

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                                                ‥足りないものが見つかった。


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  日が一閃射しこめば、風もないのに桑の葉が音も無く落ちる。   ‥ああこの木にも霜月は訪れたのだ。


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by moraisan | 2012-11-07 07:10 | 自然 | Comments(10)
雪が呼ぶもの‥
  一昨日から雪が小止みながら降り続いている。

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  この時期には珍しい湿った雪が里山の木々を白く覆って 灰色にけぶった朝でした。

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  こんな日なら必ず来ると、そんな予感に足を速めた。

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  不思議なくらいその実を残したままの柿の木が、今朝は少し賑やかだ。

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  正体はムクドリ。 昨日戻ったのを確認した十二羽の小さな群れだ。
 
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  この里山の住人のヒヨドリも、負けじと甲高い声をあげていた。

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  珍客が一羽、この時期にはふつうは見ない旅鳥のマミチャジナイ。 それと見間違えたツグミの姿はまだない。

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  ようやく彼らの食事の痕をあちこちに見る。 この木の二千の実が二週間で消えることもあるのだけれど‥  

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  彼らの上にも人の上にも 雪は等しく降る。 少しだけれど輩の増えたことが やはりうれしい。

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  ケヤキの古巣を気にして来たか‥ この巣の主のハシブトは、二月になれば巣を繕い始めるのが習いだ。

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  雪に草の実を隠されたホオジロたちが戸惑いがちに。 そのつぶやきが心なしか舌打ちに聞こえた。


                      
 

今朝も雪‥
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by moraisan | 2012-01-23 23:35 | 自然 | Comments(4)