水中涼花‥ 梅花藻

  梅雨が明けて平水に戻った用水に、バイカモの花が咲き出しました。
e0070545_22474820.jpg
                 清流に揺れながら咲く様は、涼しげでちょっと羨ましい。 
  
e0070545_22484189.jpg
               金魚草の名で親しまれたこの藻草も、今は随分少なくなりました。

e0070545_22491043.jpg
            大川は無理でも、水量が限られている用水ならば、足を取られるほどの流れにも‥



   ほんの十数年前まで、集落に沿って流れていた生活用水の名残りに、梅花藻は普通に揺れていました。
   暮らしが用水を離れ、道路の拡張が次々水路に蓋を被せていくと‥ 
   盛夏に涼しげに咲いたこの花は、人々の記憶から目から 消えていきました。


                      ※写真はクリックで拡大いたします。
[PR]
by moraisan | 2008-07-21 23:43 | 山野草・樹木 | Comments(16)
Commented by 74mimi at 2008-07-22 08:22
梅花藻の側へそっと足を入れてみたくなります。
きっと、幸せな気分になりますね。
Commented by moraisan at 2008-07-23 03:06
>mimi さん、暑い日が続いています。
用水とは言え、急な山沢を滑り降りて間のないこの水は冷たいです^^
流れのないところには咲かないこの花は、水上に水中に絶えず揺れています。
Commented by sakusaku_fukafuka at 2008-07-23 19:05
こちらでもバイカモは田んぼの用水路でも、特に水の綺麗なところに多く生息していました。
でも、最近は国の補助で「ほ場整備」が進み、用水路がコンクリートで固められると当然のごとく姿を消しました。
Commented by moraisan at 2008-07-23 22:22
>sakusaku_fukafuka さん、こんばんは。
この用水路も多くはコンクリートの三面護岸です。
もともとが小沢だったのか、一部には河床を残しているのです。
ただそれだけのことで、種を絶やすことなくコンクリート水路にまで残っていたりします。
清い流れにだけに見られるバイカモは、また清い流れを作ってもいます。
Commented by 茜未 at 2008-07-24 08:16 x
そちらでは用水にまだバイカモが残っているのですか~環境が良いですね。
うちの近くでは見れない花です。羨ましい(⌒-⌒)
Commented by moraisan at 2008-07-25 04:11
> 茜未さん、おはようございます。
こちらでも随分減ってしまったこの花です。
流水は水温の変化が少ないからでしょうか?‥ 花期の長いバイカモです。

Commented by KATEK at 2008-07-25 20:33
こんばんは。この花を見たのは初めてです。涼しげでかわいらしい花ですね。この花がなくならないような生活をしていけたらいいのに・・・と思います。せせらぎの音も聞こえてきそうです。写真ありがとうございました。
Commented by moraisan at 2008-07-25 21:36
>KATEK さん、やあ!こんばんは。
お声が聞けて嬉しいです^^ 
>この花がなくならないような‥ そうですね、それは私たち自身が消えてしまわない生活であるのかもしれません。
冷たい清い流れにしかこの花はありませんが、人には計れない時間を知っていることでしょう。
花を傍らにおきたいと思ったことはありません‥ 花の傍らに生きていたいと思います^^
 
Commented by ironsky at 2008-07-26 21:18
水路をふさいでしまうと、その分だけ道路が広くなり歩道などが確保できます。
しかし、それによって失ってしまうものもありますね。
便利とひきかえに失ったもの、たくさんあります。
Commented by moraisan at 2008-07-27 05:45
>ironsky さん、おはようございます。
あまりに早計にことをはこんできたために、容易には取り戻せそうにないものがたくさんありますね。
地球の名を掲げながら、今人は存亡をかけて急がされている‥ ああ、また急いでいる。
Commented by 髭彦 at 2008-07-27 13:38 x
お久しぶりです。
金魚の名でしか知らなかったこの藻草、かつては梅花藻とよばれて広く自生していたんですね。
職場で僕が大甕につくっている簡易ビオトープに、メダカとともに入れてあります。
たしかに、偶にこの花が一輪、二輪と咲いて、ビックリさせられました。
もちろん流れがないので、もっとずーっと弱弱しく、ですが。

便利至上主義のゆきつく先は、もうはっきりしています。
残された時間を、できるだけ自分の頭、目、手足をつかって生きたいと思ってはいますが…。


Commented by moraisan at 2008-07-27 20:06
>髭彦さん、こんばんは。
こちらこそ、すっかりご無沙汰しております。
バイカモは浮き草のようにも見えながら、急流に耐えるしっかりした根を持っています。
水温も低温を好むので、大甕ビオトープでの開花はめずらしいことかもしれませんね^^

ひとところで流れに身を任せている花でさへ、私よりは生きることを知っているようです。
Commented by nenemu8921 at 2008-07-28 09:37
先週、市原へサンコウチョウという鳥を見に行ったとき、沼地で、水面いちめんに咲いている白い花を見ました。オオカナダモだそうです。
梅花藻によく似ていますが、繁殖力が強くて、在来種を駆逐してしまうとか。
こちらの梅花藻はさわやかですね。イトトンボがたくさん見られました。
Commented by 髭彦 at 2008-07-28 09:38 x
甕の底に、秩父の休耕田からもらってきた土を敷いているので、ひょっとしたらバイカモがそこに根を生やしたのかもしれませんね。
それに、水温は秋冬にはたしかに低温になりますから。
Commented by moraisan at 2008-07-28 19:50
>nenemu8921 さん、こんばんは。
サンコウチョウ、最初に見たときの驚きは忘れられません^^
低山に飛来する鳥なので、こちらではめったに声も聞きません。

オオカナダモですか‥見たことはありません。
見慣れぬものを目にした時、違和感を感じることは私もあります。
でも人というもの有り様を、短絡否定もできないのであれば、在来外来を唱えることはためらわれます。
あくまで私見ではありますが、人が運んでしまった種が、時に置き換わってしまうにせよ、人の乱暴はないかと‥
自分はこの星の在来種であったろうか? こちらの方に煩悶してしまいます^^; 
Commented by moraisan at 2008-07-28 20:00
>髭彦 さん、思い出しました。
以前のこと、大甕の氷が溶けたらメダカが‥ というようなお歌がありましたよね。
その大甕がビオトープだったのですね^^ 秋冬は低温‥で思い出しました。
流れのものは、砂礫や岩盤に根をはっているように見えますが、逞しい適応なのかもしれませんね。


<< Shower‥  小さな森で クリ‥ 栗 >>