二人静 (フタリシズカ)

  好きな散歩道として、めったに人の通らない作業林道を辿ることも多いです。
  そんな林道脇の狭い植林床、わずかにこぼれた陽を受けて、遅咲きの二人静の一叢がありました。
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  義経由来の白拍子、静御前が名の由来だと言われています。 
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  花に比べればやや大きすぎる気のするその葉も、それを舞台と見るならば、静かな舞姿が浮かぶようです。
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  白い花と見えるのは蕊の葯三本、花弁さえそぎ落としてなを それはまごうことなき花。
  ヒトリシズカの名はおそらくこの花に対比してつけられたと思います。 伝説の女性はこの花に似合うかと‥
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                             こちらは四人とやや賑やか‥ やはり現せみと影、二人まで。

              
                     ※写真は全てクリックで拡大いたします。
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by moraisan | 2008-06-23 07:45 | 山野草・樹木 | Comments(4)
Commented by ironsky at 2008-06-23 21:30
二人静、とても可憐な花ですね。
人気のない山道で、ひっそり咲いているというイメージがぴったりです。
私なら、見過ごしてしまいそうです。
Commented by moraisan at 2008-06-24 20:54
>ironsky さん、こんばんは。
時には大群落を作るこの花ですが、私の周りでは少ないです。
春には小さかったヒトリシズカが大きく姿を変えるのに、こちらはあまり姿を変えません。
そんな落ち着いたたたずまいにも惹かれます^^
Commented by 74mimi at 2008-06-25 07:40
奥ゆかしいお花ですね。
じっと見ていると、静かに舞う女性の姿と一緒に香のかおりが
してくるようです。
Commented by moraisan at 2008-06-25 21:42
>mimi さん、いつもコメントをありがとうございます。
人を驚かせることもなく、それでいていつまでも眺めていたい‥そんな花です。
香りはないのに、立ち上るものを感じる ゆかしい花です^^


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