秋七草から‥
  夏の盛りから咲く秋七草ですが、揺らす風はそろそろ秋風です。
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  上からススキ(クリックで拡大します)、クズナデシコオミナエシハギ(マルバハギ)です。




  かろうじて七草の全てを周りに見ることができますが、花事情は毎年違います。
  変わらず多いのはススキとクズですが、クズは花が少ない年でした。
  ススキは例年より早めの開花となりました。
  ナデシコとオミナエシは急速に減っているのを感じます。
  オミナエシはお盆に合わせて自生地から大量に持ち去られて、少なからず落胆しまた。
  ハギは種類が多いですが、通常ヤマハギが七草のハギを指すようです。
  草のように枯れてしまうマルバハギですが、風情が良かったので‥

  ここでご紹介していない二種に、キキョウとフジバカマがあります。
  キキョウは植栽が大変多いので良く見かけますが、野生は絶えて久しいようです。
  フジバカマは中国から移植されたものが野生化したといわれます。
  山野にわずかに自生しますが、もともと株は多いものではありません。

  万葉集の山上憶良の歌にならう秋の七草ですが、花の種の多い秋の野山にあっても
  これに変わる七草を挙げることは容易ではなありません。
  こうして写真に並べてみて、改めて感心してしまうのは私だけでしょうか?
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by moraisan | 2006-08-27 21:02 | 山野草・樹木 | Comments(16)
Commented by saheizi-inokori at 2006-08-27 22:52
私だけではありません。私も感心します。それにつけてもこういう草花がなくなっていくのは淋しいことですね。
このブログの存在意義は高いですよ。
Commented by mayaha at 2006-08-28 08:12
秋の花の初便りは北の方から届きますね、私の近くでは自生のオミナエシ・キキョウ・フジバカマは見当たらないのですよ~オトコエシはいっぱいありますが。
Commented by ran1005 at 2006-08-28 13:58 x
moraisanさんの真骨頂をまたまた目の当たりに拝見しました!
素晴らしいの一言です!
この素晴らしい手腕は真似出来ません・・・
秋が真近に感じられるようになりましたネ
Commented by sakusaku_fukafuka at 2006-08-28 21:22
こんばんは。
暦の上だけでなく、本当に涼しくなりましたね。
秋の七草、こちらでも見かけることが大分少なくなりました。
一番多く見られるのはススキと、新しい道路の建設のさい、土砂崩れを防止するために萩が良く植えられているようで頻繁に見かけます。
それとクズでしょうか・・・・・
オミナエシはすっかり見かけなくなりましたね。
野の草葉が見られなくなる要因は色々と考えられますが、不用意に持ち込まれた外来植物の影響も大きいのではないかと思います。
Commented by yu_ra-ra at 2006-08-28 21:23
秋の空ですね~。
秋の七草・・・ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、ハギ、キキョウ、フジバカマ・・・
なんだか耳に懐かしい。かつては、周りにフツーにあったんでしょうね。
だから、ここに来ると、ほっとするのかな・・・。
Commented by nonacafe at 2006-08-28 21:24
秋の七草は春と違って食べられないけれど(笑)風情がありますね。
憶良の歌はキキョウのところを確か“あさがほ”と言っていますね。
それでかどうか?日本画ではいわゆる朝顔の花を描き入れている絵も多いですし、
いや、ムクゲの花を指すんだという説もあるようです。
Commented by moraisan at 2006-08-28 21:54
>saheizi-inokoriさん、こんばんは。
季節も緩やかに長く(北海道などは別ですが)、花の種類も一番多いのが秋ではないかなぁなんて思います。
忽然と姿を消してしまう、春夏の花と違って、最期の姿を目にするからでしょうか? 秋草には愛しさもひとしおです。
Commented by moraisan at 2006-08-28 22:15
>mayahaさん、こんばんは。
春の花の頃なら羨ましく拝見した草花でしたが、秋はこちらが早いのですね^^
フジバカマはあまり日本になじまなかったのでしょうか‥高地にわずかにあることが多いですね。
キキョウやオミナエシも自生地は高いところが多い気がします。
そういえば風采の上がらぬオトコ(私も‥^^;)エシ‥近くにはないです。
Commented by moraisan at 2006-08-28 22:52
>ran1005さん、こんばんは。
やはりツリフネソウもアップされていましたね^^
八ヶ岳をはさんで、同じ花を見ておられるのだなあ‥と。
これからも山向こうからの秋便り、楽しみにしています^^

Commented by moraisan at 2006-08-29 00:15
>sakusaku_fukafukaさん、こんばんは。
秋の七草に限らず、消えた草花は随分あります。
それに変わるように、見知らぬ外来種は増えているのも確かです。
日本の風土に根ざした草花が消えてしまうのは惜しいけれど、帰化した草花に対して殺生与奪の権もまたないことです。
私自身の短い生の間には、惜しむ気持ちの消えないままに、なじむことのできないままに‥そんな草花もあるでしょう。
でもその傲慢さはさておいて、仰るとおり、もっと注意深く人は生きねばなりませんね^^
Commented by moraisan at 2006-08-29 00:26
>yu_ra-raさん、こんばんは。
見上げれば空があって、その空を鳥が飛んで、風が吹いて、草木が揺れて‥
そんなフツーが届いたら嬉しいですね^^
Commented by moraisan at 2006-08-29 00:32
> nonacafeさん、こんばんは。
あさがほ‥には諸説あるようですね。日本画に朝顔が描かれているとは初めて知りました^^
nonacafeさんなら、新釈『秋の七草』なんて思いつかれるのでは^^
Commented by ironsky at 2006-08-30 23:21
秋の七草・・・・もうすぐ9月ですね。
花は自然にあって咲いているから美しいもの。
大切にしたいですね。
Commented by moraisan at 2006-08-30 23:48
>ironskさん、こんばんは。
今は一番好きな季節は秋です‥時間がゆるりとしているようで^^
昨年9月から始めたブログも、もうすぐ季節と共に一巡します。
ironskさんのような皆勤ブログはとても無理でしたが、再び巡った季節に感謝しながら頑張ります^^ 
ずっと当初からお付き合い頂き感謝しています。
Commented by KATEK at 2006-09-01 06:03
青い空にススキ。わたしの大好きな構図です。寂しさをそっとかくまってくれるような花たちですね。なんだか優しい声をかけてもらった気がしました。
Commented by moraisan at 2006-09-03 20:21
> KATEKさん、お返事遅れました。
寂しさをそっとかくまってくれるような‥ 返す言葉が見つからなくて^^;
いろんな寂しさを抱えて歩いているのかな‥でも元気になれます、いつもきっと^^


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