羽化 ‥ヤマユリ
  今年最初のこの山百合は、一昨日大雨の中で咲きました。 一時的に止んだ雨に、やっとカメラを向けました。
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  山の斜面に沿ったの急坂の古い石積みから、この山百合は咲きます。

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  この花の蕾が開く様子は、いつも蝶の羽化を連想させます。

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                        羽化した蝶が翅を伸ばすように‥ 花びらをゆっくり伸ばしていきます。



  
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  本来この斜面にあったのでしょう、びっしり蔦で覆われた石積みの間から、毎年茎を伸ばします。
  
  雨雲が厚く覆った青黒いような夕刻に、どの花も紹介するは気の毒なのですが‥
  この山百合はそんな暗さの中でさへ、華やかさを保っているように見えましたので。
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by moraisan | 2006-07-20 01:17 | 山野草・樹木 | Comments(20)
Commented by yu_ra-ra at 2006-07-20 06:15
おはようございます^^
ああ、本当に羽化のようですね!花びらが動いているように見えます。
急坂の石積みの間から、毎年咲くのは、生命の強さを感じますね。
撮影、大変だったでしょう?!
朝からステキな画像を見せていただきました。ありがとう^*^^*
Commented by mayaha at 2006-07-20 08:04
豪華なユリですね~開いていくのにどれぐらいの時が経過したのでしょうか。
本当に素敵だわ~石積みの間だと球根が盗掘される心配がないですね。
Commented by 夢喰い at 2006-07-20 09:53 x
一面の濃い緑の中に咲き誇るヤマユリは豪華ですね。
コチラでは野にこの豪華なヤマユリさまはいらっしゃらなくて、
ひっそり控えめなササユリさんがほとんどです。
Commented by 髭彦 at 2006-07-20 11:25 x
百合美しく疼くものあり遠き日に花の名持てる少女思へば
(美しく=はしく)

半世紀以上昔のことです。お笑いください。
写真の美しさに、つい。
また直リンクをさせていただきました。
Commented by びわのたね at 2006-07-20 14:18 x
子どもの頃の記憶で、この花が咲いている様子を思い出すと
妖艶さと、存在感で怖かったように思えます。
近寄りがたいたたずまいです・・・。
最近はそんな風景は、全く見ることが出来なくなりました。
Commented by moraisan at 2006-07-20 19:37
>yu_ra-raさん、こんばんは。
この石積みは5メートルほどありましょうか‥上に一軒の民家があります。
今の造成工事とは違って、斜面の一角をわずかに削っただけなので、
この石積みは、いろんな草木に覆われていて賑やかです^^
道に倒れこむようになると、その家の方が山百合に添え木をしたりします。
それに応えるかのように、毎年立派な花を咲かせています^^
Commented by moraisan at 2006-07-20 19:47
>mayahaさん、こんばんは。
たいへん花持ちの良いこの花は、全てにゆったりと事を運ぶようです^^
大雨で撮影できずに2日待ちましたが、開いた花も蕾も、時を止めていたように同じままでした。
この豪華なユリゆえに、ヨーロッパの人々は日本を百合王国と思うようです。
どれほどのユリ(園芸種)がこのユリから作られたことでしょう‥超えるものも無いようですが^^
Commented by ironsky at 2006-07-20 19:51
ヤマユリ、急斜面に咲いているのでしょうか。
子どもの頃は、よく見かけた花です。
最近は、まったく見る機会がありません。
素晴らしい花です。
Commented by moraisan at 2006-07-20 19:59
>夢喰いさん、こんばんは。
この急坂のある斜面、いつの間にか擁壁が覆いつくし、多くの草花樹木が消えていきました。
古人の手になる石積みゆえに、山の息が漏れるように、ここに山百合が咲きます^^
ササユリいいですね‥憧れのユリ、自生に会ったことはまだないんですよ。
Commented by moraisan at 2006-07-20 20:16
>髭彦さん、こんばんは。
素敵なお歌をありがとうございます^^
花の名を持たねども、同じ響きに心疼く名のひとつは誰の中にも‥
まさしく、こころに咲く花として‥ですね^^
Commented by moraisan at 2006-07-20 20:27
>びわのたねさん、こんばんは。
同感いたします。私にもこの花は豪華過ぎて、遠目に眺める花でした。
山里の夜道は暗く、その日は疲れて足取り重く歩いておりました。
袖に触れるものあり、振り向けば闇に白い大輪‥その香に包まれて我に返りました。
その日より、この山百合は自分の中で少し違う花になりました‥とさ^^;
Commented by moraisan at 2006-07-20 20:41
>ironskyさん、こんばんは。
この石積みはほとんど垂壁に近いです。蔦やツルマサキに覆われて、今の季節は一面緑の壁です^^
山里ですから、古い民家の敷地に、ひっそり咲いていたりします。
移植されたものだと思って見たものですが、この百合が咲く場所に人が住んだのだと‥そう思えることもあります。
人の暮らしの変化は、この花も山奥へと遠のけてしまいましたね。
Commented by namiheiii at 2006-07-20 22:00
雨が収まるまで花も時を待つのですね。天気がいいと1時間も見ないうちに花がばっちり開いていたりしますね。
ヤマユリは野の花の中でもまさに女王ですね。いやあらゆる花の中でもと言った方が良いかも知れませんね。
Commented by ran1005 at 2006-07-20 23:03 x
素適ですネ!
ヤマユリは自然に咲く花が一番ですネ
私は近辺の自生地を知りません
戸隠には自生している場所があるのを知っていますが・・・
自然の中で開花している様子はまさに女王ですネ
香りも色もかなりどきつく、遠目が最高ですネ
近付くとはなのたくましさに圧倒されて
私の心の中では美しさが遠のく気がする花です
Commented by moraisan at 2006-07-21 00:08
>なみへいさん、こんばんは。
この花を受け入れられる場というのが、やはり少なくなっていますね。
栽培は容易なのか、多く栽培されているようですが、野山にあっては他の花同様、
少しの変化に姿を消してしまうかのようです。
夏の山にあって涼を感じさせるのは、花びらの基色の見事な白由縁でしょうか。

Commented by moraisan at 2006-07-21 00:26
>ran1005さん、こんばんは。
たいへんな長雨、被災地もお近くのようですが、お気をつけ下さい。
遠くにあってもこの大輪はよく目立ち、まさに夏の山の彩りですね。
確かに強い香りも、夜風や谷風に運ばれて来ると、夏を感じさせてくれます。
鱗茎(百合根)も色白く、たいへん食味のいいものですが、採取できそうな自生は、残念ながら見受けられなくなりました。
Commented by mmamacat at 2006-07-21 06:31
感動的な山百合のお写真!
その上品さと美しさには言葉もありません。
清々しい気持ちに・・・有難うございます。
Commented by sakusaku_fukafuka at 2006-07-21 19:04
こんばんは。
人手が足りなくて山の手入れが出来なくなったからでしょうか・・・・・
ヤマユリの自生地が少なくなっているようです。
昔はこの季節になるとどこの野山でも見かけたのですけどねー
写真からヤマユリのいい香りが漂ってくるようです。
Commented by moraisan at 2006-07-21 22:52
>mmamacatさん、星のない夜が続いています。
とても大きなこの花、春や秋な景色から浮いてしまいそうなのに、
緑濃い山の空気にしっくりと収まって見えます^^
咲くべきところに咲くとき、どの花も美しく清々しくあるものですね。
Commented by moraisan at 2006-07-21 23:17
>sakusaku_fukafukaさん、こんばんは。
鹿の道を踏んで山に分け入り、人が作った山道に鹿が足跡を重ねる‥
そんな里山はすっかり姿を消してしまいましたね。
雨上がり、木々や草の匂いが強まる中、この花もひときわ香っていましたよ^^


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