傷蝶‥  

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  枯葉色の蝶に逢う。 からだを凍らせて冬を越したキチョウであろう。

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  一片の鱗粉も残さず落として‥  凄まじさにたじろいたのは、それでもなおを それが美しく見えたからだ。



                         ※写真はクリックで拡大いたします。
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by moraisan | 2016-05-01 01:37 | いのち | Comments(10)
Commented by pallet-sorairo at 2016-05-01 10:27
すばらしいですね。
鱗粉を落として透き通った羽のキチョウ、初めて見ました。
まるでふんわりしたチュチュをまとったバレリーナのようですね。
成虫で越冬した蝶はしみじみ美しいと思います。
Commented by saheizi-inokori at 2016-05-01 10:49
老いさらばえた浮浪者が美しく見えないのは人間だからでしょうか。
Commented by moraisan at 2016-05-01 11:05
> pallet-sorairo さん、こんにちは。
最初は枯葉が風に舞ったのかと思いました。
なんとこの翅で飛ぶんですよ。いつまで、どこまでではなく、今、ここを飛ぶ‥ かなわないなあ、と思いました。
Commented by moraisan at 2016-05-01 11:21
>saheizi さん、こんにちは。
きっと私は森ではさまよう浮浪者です。でも美しいものには出逢います。
私は街には美しさを感じられない不感症なので、多分そこを闊歩する人も美しいと思わないかもしれません^^;
Commented by 74mimii at 2016-05-01 12:58
こんばんは!
信州の厳しい冬を越したキチョウに感動しています。
春が深まったらキチョウは元の姿に戻るのでしょうか。
当地のオオカバマダラも冬を越しますがモントレー近くの温暖なところで木の枝で群れになるので知られています。
Commented by moraisan at 2016-05-01 14:38
mimi さん、こんばんは。そちらは夜のようですね。
ここまで退色してしまうと素人の私には心もとないのですが、
近くで一番多く越冬を見るキタキチョウだと思います。
越冬中は見事な黄色で、すぐにも飛び立ちそうに見えたりします。
年に3度ほど世代が変わるようですが、秋に羽化して冬を越すものが多いように思います。
残念ながらこのキチョウの翅に色の戻ることはないようですが、冬を越して産卵も済ませたのでしょう‥威厳さえ感じる姿に見えました。
Commented by ironsky at 2016-05-01 22:04
こんばんは。
このような蝶を初めて見ました。
自然の厳しさと、戦ってきた証拠ですね。
さて、この蝶の鱗粉は、また戻るのでしょうか。
今年も、力強く生き抜くことができるのでしょうか。
Commented by sternenlied at 2016-05-02 03:54
拡大して拝見すると、異界からやってきた
妖精のように見えました。
moraisanさんが美しく思われるお気持ち分かります。
鱗粉を落としても冬越えして生き続けているキチョウ、
生命の炎そのものが力を振り絞って生きている姿に
畏敬の念を感じてしまいますね。

いつまで、どこまでではなく、今、ここを飛ぶ。。。
まさに生命の炎の生き方ですね。
Commented by moraisan at 2016-05-02 05:33
>ironsky さん、おはようございます。
蝶の美しい鱗粉は、人で言えば角質のようなもの‥すでに死んでいる細胞‥らしく、取れると再生することがないそうです。
おそらくこの蝶は昨年の秋生まれですから、すでに半年を生きたことになります(その多くを休眠したわけですが)。
鱗粉を落とすと飛べなくなるとの報告もありますが、この蝶はこの姿で飛んでみせました。
もう既に力いっぱい生き抜いてきた蝶です。夏の日差しは子供たちが見ることになると思います。
Commented by moraisan at 2016-05-02 05:49
>mira さん、おはようございます。そちらはまだ夜ふけですね。
蝶の鱗粉は美しく翅を飾るだけでなく、水をはじき、体温を守り、空力を保ち飛翔を助けるなど、蝶にとっては極めて重要であるようです。
この蝶の飛翔も本来の軽やかさはなく、見ているこちらが息苦しくなるほどでした。
ただ枯草にその翅を休めたすた蝶と目が合った時、その毅然とした姿に驚いた私をご想像ください。


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