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競りきそう草たち‥

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  もう何年も放置された休耕田に、不思議な光景が出現しました。

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  湿原の谷地坊主にも似ていますが、それを作っているのはセリやミゾソバの群落です。

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   このセリの一群落は一尋(ひろ)ほどもありましょうか‥  芹は好物ですが、これは全て天然物です。

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  芹の語源は「競り」 からと言われています。 ミゾソバやオオミゾソバと競っているのがわかります。

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  この芹のみずみずしさはどうでしょう‥  摘まずとも食さずとも、まず私の目が満たされているのでした。


                       ※写真はクリックで拡大いたします。
by moraisan | 2015-06-13 06:08 | 山野草・樹木 | Trackback | Comments(4)
Commented by saheizi-inokori at 2015-06-13 10:12
三分一湧水の近くの養鱒場でクレソンの自生をみました。好きなだけ採ってイイよと言うので鱒の付け合せに食いました。一瞬身が浄められるような気がしました。
Commented by moraisan at 2015-06-13 17:42
>saheizi さん、こんばんは。
この辺りでもクレソンの自生は増えていると思います。
クレソンは流れる水に、芹は停滞する水にと住み分けている感じでしょうか。
Commented by 74mimii at 2015-06-14 13:43
こんばんは!
深い緑色に覆われた休耕田の土壌は栄養豊かな感じがしますが
何年も放置されては勿体無いように感じます。
特別な事情があるのでしょうね。
芹を食した事があるはずなのですよ。
でもどうしても、その味が思い出せず困惑しています。
Commented by moraisan at 2015-06-14 17:37
>mimi さん、こんばんは。
何年か前まではソバなども転作してたようですが、今は時折草刈りが入る程度のようです。
高齢、過疎化が進む中で、こうした土地は増えると思います。
個人的には自然に返していければいいと思いますが、周辺耕地との兼ね合いもあって、それは随分先の事だと思います。
芹は日本の食卓からも消えつつあるのではないでしょうか?
最盛期の今、摘む人もおりませんし、栽培物が年末年始に店頭に並ぶのを見る程度です。
優れた食草だと思いますが、そのクセを嫌う人もいるようです。
葉や茎はもちろんですが、その根のきんぴらが絶品です^^


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