麗しき白いスミレたち‥
 
 多くのスミレがその花を終える頃、夏草の間に白いスミレたちが咲き始めます。

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  ツボスミレは小さなスミレです。 繁り始めた夏草の間に懸命に背伸びしますが‥

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  草丈はせいぜい15センチ程度。 その花は8ミリ程と最少クラスのスミレです。

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  唇弁を後退させた独特の花は地味ですが、その唇弁の紫色は私の知る限り最も高貴な紫のひとつです。


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  シロバナエゾノタチツボスミレ‥何とも長い名前ですが、草丈も30センチほどあって夏草と競っています。

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  葉色がどこか褪めているのが特徴になるでしょうか? その分小ぶりな白い花はよく目立ち目を惹きます。

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  側弁と柱頭に毛があること、萼片が大きく目立つこと、托葉が櫛形に深裂すること‥ 
  まだスミレの仲間の見分けが殆どできない頃に、始めて真面目に調べた思い出のスミレです。



                          ※写真はクリックで拡大いたします。
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by moraisan | 2015-05-26 06:53 | 山野草・樹木 | Comments(8)
Commented by namiheiii at 2015-05-26 11:26
シロバナ・・・、名前も長いけど背丈も高いのには驚きました。唇弁や柱頭に毛があるのもこちらでは滅多にありません。
Commented by saheizi-inokori at 2015-05-26 11:50
いろんな小さな菫、見極めてやらなきゃいけないですね。
Commented by 74mimii at 2015-05-26 13:25
こんばんは!
ひっそりと咲いている小さなお花たち
もし私がここを転ばないように、と歩いたら
このお花たちに気がつくかしら、と思ってしまいました。
「シロバナエゾノタチツボスミレ」に「エゾ」が入っているのは気温の低い場所を好むのかしら・・・などと。
Commented by moraisan at 2015-05-26 17:41
>なみへいさん、こんばんは。
エゾノタチツボスミレの特徴である柱頭の短い毛は、このサイズの写真では分かりずらいですね^^;
薄い紫のものが多い気がしますが、私の周りでは白花の方が目立ちます。
Commented by moraisan at 2015-05-26 17:49
> saheizi さん、こんばんは。
勤勉な方ではないので、花たちの名を知るのはゆっくりであったと思います。
ある日名前にたどりつけた時の安堵感はありますね‥ その名を口にすることなど滅多にないのですが。
Commented by moraisan at 2015-05-26 17:57
>mimi さん、夜明けはまだ少し先ですね。
早い歌唄いたちが、囀り始める頃でしょうか?
なまじ写真など撮るものですから、これからの季節は怖くて足の踏み場がありません。
エゾの名は北海道で見つけられたからとのことです。
生まれ育った地ではありますが、当時は見た記憶さえ定かではないスミレです。
Commented by mira at 2015-05-28 01:41 x
お久しぶりです。

そちらはまだ5月なのに真夏のような暑さなんですね。こちらはもう5月なのに冬のジャケットがまだ手放せない程ひんやりしています。陽は照っている時でも空気が冷たいのです。でも健気な植物は元気よく美しい花を咲かせています。そちらの珍しい花々目の前に見るように楽しませていただいています。白いスミレがあるのですね。小さい地味な花だけど高貴な紫の唇弁を持ったスミレですか、万葉人が見たら、歌に詠みそうだなんて思いました。
Commented by moraisan at 2015-05-28 06:15
>mira さん、お久しぶりです。またお話できてうれしいです。
ドイツは随分寒いようですね。沖縄の温かさに少しほっとされたことでしょうね。
実はこの記事をアップするにあったて、何より伝えたかったのは、小さなスミレの持つ紫色でした^^
拙い写真や言葉ではとても伝えられるものではないけれど、まずちゃんとこの花たちを見てほしい‥ そんな思いはあるのです。


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