冬芽 ‥オニグルミ
冬芽には特徴的な姿もあって、樹種を見分ける手立てにもなります。もっとも面白い冬芽の一つです。

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ぱっと見て、何かの顔に見えたでしょうか? サルやヒツジの顔に例えられたりしますが‥いかがでしょうか?
でも顔に見えるのは、芽ではなくて葉痕と呼ばれる葉の落ちた痕です。帽子のように見えるのが頂芽、手のように見えるのが側芽です。頂芽は複数枚の葉になるせいでしょうか、特に大きく目立ちます。





このタイプの芽は、裸芽と呼ばれる裸の芽です。短い毛こそ密生しますが、頂芽には葉脈まで見てとれます。
だからといって寒さに強いわけではなく、春に芽が展開するのは遅いほうで、この芽が開くとほぼ霜の心配はなくなります。
ただ運悪く晩霜にあったりすると、大きな木でもそれが原因で、あっけなく枯れてしまうことがあります。
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by moraisan | 2005-12-04 21:54 | 山野草・樹木 | Comments(14)
Commented by ironsky at 2005-12-04 22:57
書いてあるように、確かに顔に見えますね。
私がこれをパッと見た時、羊の顔に見えました。
なかなか可愛いです。
しかし、これから厳しい冬を乗り越えなければならないのですね。
Commented by moraisan at 2005-12-04 23:16
ironskyさん。そう見えますよね(^^)
一度覚えたら忘れられない冬芽の代表です。
背の高いクルミの木ですが、林には実生の若木や、株立ちも見つけることができます。
それでも少し高くて、手を伸ばしてのノーファインダー、右の写真は若干トリミング、左は少しブレています^^;
Commented by atNOGAWAsec at 2005-12-04 23:33
冬から早春にかけてこの顔探しは一寸楽しい野山の散策になりますね。
なが~い顔や小さな顔があったり笑わせてもらったりも・・・
胡桃の葉柄の断面が意外に大きかったことにも気が付いたりします。
Commented by moraisan at 2005-12-05 00:03
>atNOGAWAsecさん、こんばんは。
今、山歩道にお邪魔してきたばかりです。
本当に何度見ても見飽きないといいましょうか、二つと同じ顔がないですね。
この撮影の後から風が強まって、吹雪に近い初雪となりました。
Commented by nonacafe at 2005-12-05 01:20
オニグルミの冬芽は写真ではよく見たことがありますが
実物はまだ見たことありません、冬の野山観察ですから寒いでしょうしね…。(笑)
左は確かに烏帽子を付けた猿回しの子猿。右は荒いタッチが円空仏のようです。(合掌)
Commented by ran1005 at 2005-12-05 07:32 x
おはようございます 昨日の初雪に続き今日も降りたそうな空模様ですネ
moraisanさんの雪風景ステキです 寒さを感じませんネ
こちらは街中で直ぐ雪かきしないと歩く人が迷惑なので雪かきを急ぎます 景色をめでる気持ちになるのはのはしばらくしてからに成ります ヤレヤレ
オニグルミの冬芽確かめたことありませんでした・・・身近にありますので早速近づいて観察して見ます! 他の顔も見られるかもしれませんネ
私も10月10日に大木に葡萄がなっているような光景を不思議に思ってblogしました 信州では割合見られる木なんですね
食用にもなるのでしょうか? カシグルミが一般的ですネ
Commented by mmamacat at 2005-12-05 13:52
こんばんは!
一瞬「何かの彫刻?」と思いました。説明読んで感嘆!
凄いですねぇ、自然の芸術。楽しいです。
Commented by moraisan at 2005-12-05 21:38
>nonacafeさん、その通りですね。
木の芽の紹介では、この芽ははずせませんから。
がっちり身支度して出かけると、冬の散歩もいいものですよ(^^)
円空仏、私も好きです。
Commented by moraisan at 2005-12-05 21:48
>ran1005さん、こんばんは。
>寒さを感じませんネ
そうかもしれません。雪に心がはしゃいでいるので(^^)
信州はクルミの生産(カシグルミ)が多いのでしょう、あちこちでお土産にもなっていますね。
もうひとつ、沢沿いにはサワグルミがありますが‥さて顔はあったかなぁ? オニグルミ、もちろん食用になりますよ(^^)
Commented by moraisan at 2005-12-05 21:49
>mmamacatさん、面白いものですよね。
そちらでは、Walnut となると思います。似たような芽が見られるかもしれません。
Walnut は心材が紫色の材で、美しいなと思いました。木材でしか見たことはありませんが。
Commented by sakusaku_fukafuka at 2005-12-06 00:34
あ・・・・ホントだ、くるみだ
柔らかそうな冬芽が温かさを感じさせますね。
Commented by mayumis39 at 2005-12-06 18:02
木の芽もこうして見ると、面白いですね。
このごろは、私も、色々な木々に興味津々。
オニグルミはありませんが、身近な木にどんな冬芽がつくのかと、
まじまじと見ています。
Commented by moraisan at 2005-12-06 19:43
>sakusaku_fukafukaさん、こんばんは。
ん! 猿だと思いました?
何だかスエード調の芽で、どことなく動物的な芽ではあります(^^)
Commented by moraisan at 2005-12-06 19:48
>mayumis39さん、冬の林はクイズです。
何べんも繰り返し歩いているはずなのに、毎年首をかしげる木々が幾つもあります。
一年を通して木の姿を言い当てることは、なかなかの難問です^^;


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