冬支度 ‥シラカンバ
私の住む標高(900メートル)では、白樺にはまだ低いようで、伸びやかな姿のものは少ないです。
この姿を冬支度と見るか、春支度と見るべきなのか‥ とりあえず、冬を越す準備ができた今の姿です。
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目立っているのは、果穂です。
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果穂はパイ皮を串刺しにしたような構造で、その間に種があります。手を触れるとたいへん脆く、軸だけ残して崩れて(写真中央右上に軸になったのが写っています)種をばら撒きます。左端枝先に花芽がついています。
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種とは対照的に、花芽は固く守られて春を待つのです。





草花が姿を潜めるこの季節、
葉を落とした木々はむしろ、
その個性を主張して見えます。

そんな姿を好ましいと思います。

じっと動かぬようですが、
残された果実や種、葉や花の芽は、
春に向けての 時を刻み続けます。
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by moraisan | 2005-11-27 23:43 | 山野草・樹木 | Comments(12)
Commented by sakura at 2005-11-28 09:52 x
お早う御座います。白樺をこんなにハッキリ見たのがはじめてです。
キレイですね。本当に美しい!!
Commented by ran1005 at 2005-11-28 17:56 x
さすがですねー 鮮明でわかりやすいです!
この種で発芽したら周囲が白樺だらけになりますね でも確率は少ないのでしょうネ
長野市は未だ温度が高めでしょうか 葉が大分 残っていますネ
Commented by mayumis39 at 2005-11-28 19:16
こんばんは、ran1005さんのところでも見せていただきましたが、こうして標高の差が植物にも良く現れていて、なるほどなあ・・・と、納得です。
Commented by moraisan at 2005-11-28 19:57
> sakura さん。こんばんは。
私の住む佐久穂町(旧八千穂村)の八千穂村高原は、東洋一?と謳っている白樺林があり、多くの方が観光や、撮影におとずれます。そこの白樺は樹齢も若く揃いもあるので、確かに美しいです。機会があれば、ご紹介したいと思います。
Commented by moraisan at 2005-11-28 20:11
>ran1005 さん、こんばんは。
長野市くらいの標高では、白樺の自生は皆無です。この白樺は近くのものですが、木の葉が多く残るものを選んでみました。
標高が1000から1500位のところが、近辺では白樺自生地ですが、北海道で見たような、胸高直径1メートルを越えるような白樺は見ることができません。果穂に触れてみてください‥あっけなく崩れますよ。
Commented by moraisan at 2005-11-28 20:19
>mayumis39さん、こんばんは。
北海道では平地の木の白樺も、こちらでは山を登らないと見れません。
平地に植えても育ちが悪く、姿も悪くなるのは、この木が冷涼な土地を好むからだと思います。 ↑のコメントに書きましたように、この白樺は標高900メートル地点、葉を落としたものが多いのですが、これはたまたま葉を残していました。射光に染まって美しかったので‥
Commented by ironsky at 2005-11-28 20:47
珍しい写真ありがとうございます。
シラカンバは、夏に高原で見かけますが、果穂とかは見たことがありませんでした。
面白い形です。
Commented by moraisan at 2005-11-28 21:12
>ironskyさん、こんばんは。
シラカンバの白い幹は、高原に欠かせませんね。
ごらんのように、大量の果穂をつけますが、ほとんど発芽はしないそうです。高温にさらされると、休眠がさめて発芽するようで、山火事跡などに純林ができるそうです。
植生破壊があった指標と言われますが、北海道では成長が早いので、主要な植林木、私も当時は随分植林したものです(^^)
Commented by atNOGAWAsec at 2005-11-29 09:00
冬に枯葉を落としてしまう木、または落とさずそのまま付けている木。
色々な木がありますね、茶色に枯れた葉にはすでに養分は無いのかとも思うのですが。
木々の様々な冬支度、考えてみると不思議なことがいっぱいです。
Commented by mmamacat at 2005-11-29 14:33
こんばんは!
白樺とシラカンバは違うのでしょうか?同じようにみえますけど・・・
気持ちが明るくなる色ですね。
軽井沢あたりに白樺がたくさんあったように記憶しています。
記憶違いかしら。
Commented by moraisan at 2005-11-29 21:45
>atNOGAWAsecさん、こんばんは。
寒葉というのでしょうか。ブナ科の木々には葉を落とさずにいるものが多いですね。
新しい芽を守っているといわれています。寒風にカサカサ立てる音をきいていると、それだけじゃないなぁ‥とも思いますが(^^)
Commented by moraisan at 2005-11-29 21:58
>mmamacatさん、いつもありがとうございます。
同じものです。正式和名はシラカンバですが、白樺(シラカバ)で呼ばれることが多いです。北の地に二人ほどで手を回すような大樹もありますが、それらは姿も逞しく、シラカンバの名が似合う気がします。
軽井沢にも高いところにはシラカバがありますね。噴火(浅間山)、山火事などの後には、この木が真っ先に育つといわれます。


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