木々始まる‥
  木々の芽吹きがずいぶん遅れて始まりだした。
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  木々はいつも無言だ。 やはり無言のままに 語りかけるのはいつも私だ。 
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  木々は答えていてくれたのかもしれない。 それに耳をとざしていたのは 私だ。


  未曾有の震災であったと思う。
  膨大な人命が失われたこと、破壊されてしまった市町村の姿に呆然とした。

  そんな中であっても忍耐強く、必死に立ち上がろうとする人々の姿には心を揺さぶられた。
  たいへんな時間がかかったとしても復興することを、私も心から願っている。

  しかしながら、震災に端を発した原子力災害に対するこの国の政府やマスコミの対応はおかしい。
  文字通り命がけの作業にもかかわらず、制御をうしなった原発は日々放射線物質を撒き散らしている。
  政府の指示に冷静に従った人々は、避難地域内にとじこめられたまま物資も人の手も不足のままだ。

  直接の被害の少なかった周辺農作産地も、何の保障もされない中で生産も出荷もできずに苦しんでいる。
  実にわかりづらい数値の羅列で安全をまくしたて、風評にまどわされないようにとの報道が続く。
  飛び交っているのは評判ではない。 放射能である。 私たちには見ることも感じることもできない。

  政府のあいまいな対応に業をにやした都民の間に、福島県産品をこぞって購入する支援の動きもあるが、
  本当にこれでいいのだろうか?
  原発の問題が一応の終息の方向を見出せるまで、周辺産地の生産出荷は待っていただくべきではないだろうか。
  そのためには生産者の生活がきっちりただちに保障されなければならない。

  安全な放射能など存在しない。 そのことを語らずに、ことさらに自然界の放射線被爆ややむ終えない医療行為の
  被爆と並べるのはおかしい。
  放射線による生命へのダメージが決して一過性ではないことを、私たちは知るにいたったのではなかったか。
  そしてそれを発する物質を大量に、今もなを全ての生命に向けて垂れ流していることを報じてほしいい。

  長らく原子力開発に反対し続けた原子力科学者たちがいる。 
  彼らの鳴らす警鐘と、日本の政府の見解には著しい温度差がある。 事故以来海外諸国が自国民にとった対応は
  過敏な反応であるのだろうか?

  事故を起こした原発周辺、避難命令が出た20km以内では放射線のモニタリングさえされていなかったという。
  その不備を指摘したのは米国だという。 その外隣接する10km以内には身動きの取れない屋内退避者が
  いるというのに。

  私たちはインターネットで様々な情報を得ることができます。 
  しかしなぜ、震災原発災害の被災に苦しむ市長の訴えを、動画サイトで知らねばならないのだろうか。


  

  

  
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by moraisan | 2011-04-03 08:58 | 山野草・樹木 | Comments(8)
Commented by saheizi-inokori at 2011-04-03 12:55
同感です!
広めましょう、こういう動画を。
Commented by ironsky at 2011-04-03 22:10
お久しぶりです。
私たちの生活のすべてを見直すべきでしょう。
あまりにも恵まれすぎていました。
Commented by moraisan at 2011-04-03 23:32
>saheizi さん、こんばんは。
TBありがとうございます。
ようやく南相馬市にも報道が‥その手にはしっかりガイガーカウンター。
そこに暮らす住民の不安はいかばかりだったことでしょうね。
Commented by moraisan at 2011-04-03 23:55
>ironsky さん、こんばんは。
こちらこそたいへんご無沙汰しております。
この冬は長く感じられて、春を待ち望んでいただけに衝撃も大きいです。
大いなる矛盾を抱えたままでなりたっていた暮らしであったことか。
子々孫々まで残すことになるツケ、少しでも多く払って終えねば‥です。
Commented by ILmoon at 2011-04-05 11:04 x
風評の根本となる原因は何処か! 
不安だらけの日本国・政府・国会
避難地での環境が心配です。避難もできない方々が心配です。
放射能性物質、ウイルス・・空気清浄が自己防衛かと考えます。
ILはブログで空気清浄機の事を取り上げました。
避難場所への設置をして欲しいものです。
Commented by moraisan at 2011-04-07 00:12
>ILmoon さん、こんばんは。お返事遅くなりました。
風評を作り出しているのは、まぎれもなく政府発表であるしマスコミ報道だと思います。
いつまでも福島県の計測値が公開されなかった文科省のホームページしかり、公表されなかったスピーディ?のデータしかり。

仮想敵国なるものを想定して軍備をする国家が、危険を予見することすらしないで結果だけの報告を繰り返す。
どんな素人にも事態が悪化していることは感じ取れるのに、危険を回避するような政府指示はなされない。
黙ってまっていれば手遅れになるとの思いが、まんざら外れているとは思わない、いわゆる風評を生んでいる。
データを仔細に分析している?間に事態は悪化していくから、事後報告で汚水を排出‥低レベルって何?
国民が知りたいのは日々精巧になっていく原発模型とその解説ではないでしょう。
Commented by KATEK at 2011-04-10 05:41
ごぶさたしています。ネコヤナギなど春の訪れを教えてくれる美しい写真と原発の話、この対比がいろいろなことを語っているような気がします。人間と自然を守っていくために原発は要らないと思っています。生徒にもできるだけ正確な情報を伝えたいと思います。国際基準に合わせて危険な数値を示しているものはやはりそのことを知らせるべきだし、とくに子供には慎重にできる限り汚染の可能性のあるものは与えないほうがいいでしょう。それと、汚染された地域の人たちへの支援は別に考えなくては。チェルノブイリにも学ぶべきだと思います。もう世界の上空にも放射性物質は広がっていますし、これ以上汚染を広げないようにしてほしものです。なんだか要領の得ないコメントで失礼しました。
Commented by moraisan at 2011-04-10 20:59
>KATEK さん、こんばんは。 こちらこそご無沙汰しております。
季節の触れ幅が大きくて、まだ清明のうちなのに初夏のような陽気に少し戸惑ってしまいます。
いつもならただ嬉しく迎えたこの季節‥それ自体がなんとぼんやりと生きてきたことでしょう‥
被災地のことを思えば、鞭打ってもやらねばならぬことは続きましょうが、こころの重い霧は深まるばかりです。
KATEK さんは教壇にも立たれる立場のようですし、そこでの苦悩の日々もいくらかは感じていたしだいです。
この原発の事故がこの後どのような顛末になったとしても、私自身はどこにも逃げるつもりもありません。
ですがKATEKさんの教え子たちなど、私たち大人の無責任な選択の犠牲にすることは、何としても最小限にしなければなりません。
私たちが欺かれ、また欺いてきた事実を子供たちにお伝えいただきたくたく思います。


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