花ならぬ花たち‥  コケ(苔)とタケ(茸)に思う

  不順な天候に花春が進みません。 でも林の倒木、落ち葉、石の上には花ならぬ花たちが‥
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  残念ながらコケの識別には自信がない。ハネヒツジゴケだろうか? 

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  翡翠のような玉(蒴)が特徴のタマゴケは、私が見分けられる数少ないコケです^^;

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  ノミハニワゴケではないかと思うのだけれど‥ どれも小さいものですが、私はここにも花を見る思いがします。  

  これが何に見えるでしょうか? 私は首を傾げてしまいました。
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  実は良く見かけるベニチャワンタケ(きのこ)の開く前の姿だとわかりました。

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  花をつけないコケや菌類は隠花植物といわれます。 近年菌類は植物として扱われなくなりつつあります。

  でも花とはいったい何だろう? 花の咲く意味は、花の役割とはいったい何だろうか? 
  
  花ならぬ花たちに、長年いだく素朴な疑問を新たにしました。


                       ※写真はクリックで拡大いたします。 
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by moraisan | 2010-04-17 00:01 | コケ・菌類 | Comments(12)
Commented by honeyfire at 2010-04-17 02:08
苔や茸のような小さな生物にも温かいまなざしを向けられるところが、
moraisanさんのお優しいところですね。
そちらは春が遅れているのですね。
でもそれだけ後で一斉にぱあっと春の花が開いてくる楽しみが待っているのでしょうね。
Commented by saheizi-inokori at 2010-04-17 09:11
思わず「隠花植物」を検索してみました。
今では系統的発生的に多様な植物が含まれていることがわかって厳密には使われない用語だという説明もありました。
植物と動物の違い、遺伝子的にはあまり違わないというのをどこかで読んだなあ。記憶違いか。
Commented by odamaki719 at 2010-04-17 16:24
こんにちは✿
小さなコケやタケの色彩豊かな表情を楽しく見せて頂きました。
特に2枚目がとても可愛いです。
Commented by moraisan at 2010-04-17 21:31
>mira さん、こんにちは。
林や森を下支えしているのは、こんな小さく目立たぬものたちだったりします。
一見混沌とした世界が私には心地よく、飽きることなく同じところを歩き回ることとなります^^
この春は私の知る20年でもっとも不順な天候となり、今朝窓外は一面白い雪景色となりました。
綿菓子のような春雪は見る間に消えるものですが、そんな中で咲始めた桜を近隣の街で見ました。
Commented by moraisan at 2010-04-17 22:14
>saheizi-inokori さん、こんばんは。
かつては教科書にもあった「隠花植物」という言葉も、今では文学世界でしか綴られぬ言葉になったようです。
隠花‥穏やかな花と言う表現は、これらの植物の佇まいにふさわしく思えて、私は結構好きなのですが^^
器官としての花の役割というものもありましょうが、そのこと以上に花の咲く意味があるようで‥
そんな思いが年々大きくなっていきます。
Commented by moraisan at 2010-04-17 22:21
> odamaki719 さん、こんばんは。
例年はっとするほど美しいタマゴケなんですが、この春はあまり見事なものに出会えずにいます。
花に彩られて始まる春ですが、それらに先駆けるようにこれらの花ならぬ花が春をスタートさせます。
Commented by ironsky at 2010-04-19 22:32
コケもマクロ撮影をすると綺麗ですね。
今度私もねらってみようと思います。

ベニチャワンタケは、色といい、形といい、かなり目立ちます。
自然の中で見たときは、かなりインパクトがあるのではないでしょうか。
Commented by nenemu8921 at 2010-04-20 14:25
こんにちわ。すばらしい画像ですね!!
こんな繊細な命に目を留めることが出来、それをくっきりカメラで切り取ることが出来るmoraisanさんて何者?と思ってしまいます。
湿潤のオリザの国ならではのつかの間の光景ですね(^^♪
Commented by moraisan at 2010-04-20 19:30
>ironsky さん、こんばんは。
天候の変化が激しいせいでしょうか‥ 例年より遅れている花も多いです。
顕花なものたちより長い時間を経てきただろう、苔や茸や羊歯などが先がけて春を告げます。
ベニチャワンタケは見慣れた姿と随分違っていて、最初は何だかわかりませんでした^^;
径1センチに満たない大きさながら、その個性のある色は強い印象を残すものでした。
Commented by moraisan at 2010-04-20 19:41
> nenemu8921 さん、こんばんは。
ネパールヒマラヤの壮大な風景にため息をついたしだいです。
ご苦労もあったようですが、お帰りなさい^^

私はこの国しか知らないので比較対照する風景をもちませんが、落ち葉の上から見上げる梢の空まで、
多様ないのちにあふれるこの島国を美しいと思ってきました。
いつまでもこれらの傍らに、人も居つづけますように‥そう願っています。
Commented by KATEK at 2010-05-09 16:45
ごぶさたしています。コケの美しさ, moraisanさんの写真から知った気がします。いつ拝見したのか忘れましたが。このコケや花のようなキノコ,大地にからだをグーッと近づけてみて初めてみえる美しさですよね。 moraisanさんの写真はどれも好きですが,コケの写真はなんだか妙に好きなわたしです。
Commented by moraisan at 2010-05-10 07:19
>KATEK さん、おはようございます。
這うようにして眺めていた地面にもいのちは溢れ、気軽に寝転んでの撮影は難しくなってきました^^
森や林の豊かさは、こうした小さなものたちが下支えしているのだと思います。
コケたちは季節を問わずいつでも迎えてくれるのも嬉しいです^^


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