浅き春‥ 山葵など
 
  一気に進むと思われた春が足踏みをした三月末‥ 春はゆっくり、まだ浅い。

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  山清水の落ちるあたりから斜面を登りはじめると、山葵(わさび)の青さが目を惹いた。

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  しぶき氷を纏いながらも花蕾をつけている。

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  容赦のないものだなあと思う。 ‥それでも氷がとじこめたのはまぎれもなく春。

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  山ではようやく蕗も吹きだした。

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  一度は躊躇したなごりだろうか‥ つられて私も伸びをする。

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  日向に日陰にアズマイチゲを見つける。 この花が知らせるのはその先の時間‥ もう烈しい雪も強い霜もない。

  この日夕(四日)、イワツバメが帰って来た。 


                          ※写真はクリックで拡大いたします。  
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by moraisan | 2010-04-06 06:39 | 山野草・樹木 | Comments(12)
Commented by saheizi-inokori at 2010-04-06 09:36
寒い地方の春は格別な味わいがありますね。
Commented by ハト at 2010-04-06 14:43 x
この日はイースターだったんです。でも羽黒山にたまたま連れていかれることになって、その途中芭蕉の花、座禅草を写真にちょこっとおさめました。
庄内はまだやっと冬が終わった・・・その枯れたままで次を待機する
ひょっとしたら一番喜ばしい季節でした。

不器用なにんげんがこれほど不器用になれるるかってくらいの
再会でしたが、なんと雪国の「これから・・・」の無言の伝達の雄弁。

どこにこれからの人のつながりの希望をたくす??
あの無言ですね。あの水芭蕉の柔な白に、ふきのとうの花のあっけらかんと嬉しそうな様子に。
ほかのくだらぬことは忘れます。日本海のきみどりがかった
海の色を重ねて想起しました。
山草の春の色です。味は一生懸命な人にはほろ苦さをおしえてくれる。
にくい味です。

色は海に解け合います。
Commented by odamaki719 at 2010-04-06 18:55
こんばんは✿
山葵の葉の緑が美しくいのに周りはまだ凍っているのですね。
蕗のトウは新鮮で美味しそうです。すぐ食べる事考えてしまいます。
アズマイチゲが清楚で美しいですね。
先日カタクリを撮った横に咲いた後の名残がありました。
Commented by moraisan at 2010-04-06 22:10
>saheizi-inokori さん、こんばんは。
この春は気温の変化が激しくて戸惑うばかりでした。
ようやおとずれた春、ゆっくりゆっくりね‥ と思う日々です^^
Commented by moraisan at 2010-04-07 05:17
>ハトさん、おはようございます。
山間の小さな町ですからイースターの賑わいとは無縁に過ぎますが、野山は新しいいのちにあふれ始めます。
日本海のきみどりがかった海の色‥ 
千曲川が冬から目覚める頃、翡翠の色に濁るのに似ているのかもしれません。
その水は信濃川と名を変えて日本海に注ぎますから。
Commented by moraisan at 2010-04-07 05:31
>odamaki719 さん、おはようございます。
畑や周囲の土手では塔立ちが目立ち始めた蕗も、里山に分け入れば今が始まりです。
この地方では「ふきんと」と呼ばれるフキノトウ、私もいくつかいただいて天ぷらや蕗味噌で食べましたよ^^
今は年中野菜にもこと欠きませんが、春一番に待たれたのは、こんな野山の恵みだったのでしょうね。
Commented by sakusaku_fukafuka at 2010-04-07 09:37
春とはいえ、まだ早朝の冷え込みは厳しいものがありますね。
ふきのとう、過日いただきました。
香りと苦味で春を実感いたしました。
Commented by honeyfire at 2010-04-07 14:12
氷が残っていても、春のいのちが刻々と育ってきているのですね。
流れている生命の力は強いですね。
こちらでも春の始まりは遅いですが、
ようやく多くの樹で蕾が日増しに膨らんできました。
近所のモクレンの蕾が大きくなってきています。
それに我が家のイースターツリーとして
芽のついた桜の細枝を挿していたのですが、
その枝に小さい桜の花が咲いてきました。
花が咲くなんて思ってなかったので、嬉しいです。
Commented by namiheiii at 2010-04-07 19:15
春を閉じ込めた氷!寒暖の差の激しい今年の春を象徴するかのようですね。一枚目、好きです。
Commented by moraisan at 2010-04-07 21:11
>sakusaku_fukafuka さん、こんばんは。
春こそは山菜の旬ですが、ふきのとうの柔らかい緑は格別ですね^^
ふきのとうは人気があって、土の中のものまで早くから掘り取る人もいますが、
私は少し開いたものが香気もあって好きです。
この日カメラバックの片隅に、春を並べて持ち帰りました^^
Commented by moraisan at 2010-04-07 21:34
>mira さん、たくましいものですね。
春の洗礼は、枯れた木枝を折り取り木肌を剥ぎ、時には耐えられぬ幹を倒します。
この日までの寒暖に、咲いては萎れていった花も少なくはありません。
ようやくその試練の終息を感じた日、待ちかねたようにツバメが空に帰ってきました^^

モクレンがもうすぐのようですね。 
こちらで待たれるマグノリアはコブシです。 山肌にその白を探す日が続きます。



Commented by moraisan at 2010-04-07 21:50
>なみへいさん、こんばんは。
一日二日でめまぐるしく変わる気温に、体がついていくのが大変でした^^;
この小沢は全体を捉えるポジションがなく、いつもは撮影には躊躇する場所なのですが、
わずかに差し込んだ光に惹かれてシャッターを切りました。


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