墨流し‥  満月の夜に

  1月30日夕、ぴたりと月齢をあわせた満月が薄雲のむこうにおぼろな姿で登りました。
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  背中に月を感じながら、ローカル線の駅までの夜道を 少し急いでいました。

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  墨流しという遊びを思い起こしながら、列車が来るまでに月は出るだろうか‥ 駅舎の外で見上げます。

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  月が動いたのか、雲が動いたのか‥ 静かに時が動いていて、もう列車のことなどどうでもよくなります。

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  あと少し、ほんの少し‥  月の抜け出そうとする暗空には、火星が小さく赤く点っていました。 (見えるかな^^;)

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  正午月齢14.8の満月は、まさに正満月の頃。 月はまあるい姿を雲から出して、雲はその彩色を消しました。


                        ※写真はクリックで拡大いたします。 
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by moraisan | 2010-01-31 13:35 | | Comments(14)
Commented by saheizi-inokori at 2010-01-31 18:37
心が静まってその底に温かい興奮が湧きました。
Commented by odamaki719 at 2010-01-31 19:43
こんばんは✿
素晴らしい満月ですね。
邪魔をしている周りの雲が色々な色彩に輝いているのが
とても素晴らしいです。
最後は綺麗な満月が見えてよかったですね。
Commented by moraisan at 2010-01-31 19:59
>saheizi-inokori さん、こんばんは。
明滅することもなく、こんなにも見つめ続けられる月は、時には自らを映す鏡のようです。
生きる衝動も犯した罪も、全て映していいよと。
Commented by moraisan at 2010-01-31 20:10
>odamaki719 さん、こんばんは。
春のような薄雲が広がっていて、最初は輪郭もはっきりしない朧な月でした。
この夜はちょうどよい雲の量だったのでしょう‥ ずいぶん広範に月明かりを映す空でした。

雲の向こうにある月を待っている時間が好きです^^
Commented by ironsky at 2010-01-31 22:41
そういえば、今回の満月が1年中で一番大きく見えるという話を聞きました。
地球に一番近い位置だからだそうです。
私も撮ればよかったなぁ。
Commented by moraisan at 2010-01-31 23:23
>ironsky さん、こんばんは。
そうでしたか、ちっとも気づかずに眺めていました^^;
見る場所や高さでずいぶん大きさが違って見える月ですが、
実際に距離の変化で大きさが違って見えるのですね。
これからはそんなことも心に留めて月を見たいと思います。
Commented by mira at 2010-02-01 05:38 x
駅舎で列車を待つ間のひとときに見上げられた月
というところがロマンを感じさせます。
私もこの夜の満月見ましたよ。
こちらで見れた満月は金色に輝いていました。
上から二枚目の写真、まるで豪快な禅僧が描いた墨絵のようですね。
とてもダイナミックな気配が満ちていて、
今にも真ん中から竜が飛び出してきそうです。
竜じゃなくて、大らかに微笑んでいるまあるい月なのですね。
Commented by moraisan at 2010-02-01 20:48
>mira さんへ。
そちらも良い月が見られたようですね。
この時期にしてはずいぶん暖かな夜でした。
昇り始めの頃は輪郭もはっきりしないほど、ぼんやり点る月でした。
40分ほどの列車待ち時間、広がる雲から出られるだろうか‥ 見飽きることのない空でした^^
Commented by 74mimii at 2010-02-02 13:27
小さな赤い光は火星なのですね。
初めて見た火星に感動しました。
こちらでもニュースで一番大きくて月の細部がよく見えるのは
この日だけだと言いましたので急いで外へ出ましたが雲に隠れて
見えませんでした。こうして見せて頂けて幸運でした。
有難うございます!
Commented by moraisan at 2010-02-02 19:27
mimi さん、見つけていただけましたか‥火星です^^
火星は28日が最も近かったようですが、この日気づきました。
月の最接近の方は知らずにいまして、今夜は兎がよく見えるなあ‥と眺めていました^^;
Commented by ハト at 2010-02-03 10:25 x
moraisanの世界は漢詩ですね。
ぴったりの詩

寒山は唯だ白雲のみ  寂寂として埃塵を絶す
草座 山家に有り    孤灯  月輪明らかなり    
(ここ寒山にあるものはただ白雲のみ、寂漠としたこの無の世界は、
 一点の塵をも祓い去っている。ここに庵を営むわたしにとって、座る物は
 藁のむしろ、そしてともしびは、中天に輝くまどやかな月一輪。)

あっ、一点の赤い光線がかすかにあります。

現代ではローカル線で暖かい家に帰ることができますね。
ほっとします。
ありがとうございました。

Commented by sakusaku_fukafuka at 2010-02-03 10:36
こんにちは。
我々はこの同じ月を早朝に冬山登山の途中で見かけました。
このときの月は地球に最も近づいたときだとか・・・・・・・
苗場山に沈んで行く月は大きく見事でした。
Commented by moraisan at 2010-02-03 18:28
>ハトさん、こんばんは。
寒山詩というものがあることは存じておりましたが、その世界観を知るものではなく‥ いわゆる教養がありません^^;

お世話になっている禅寺からの帰り道に眺めていた空であることは、幾ばくかの縁でしょうか。

教えていただいた漢詩のような世界に身をおくこと‥ 果てる日だけでもと思いはします。
Commented by moraisan at 2010-02-03 18:37
> sakusaku_fukafuka さん、こんばんは。
満月の前後の月は、早朝に西空低くかかっているのを見るのもいいですね。
こちらでは八ヶ岳に沈んでいく月を見ることになります。

この日は茂来山の裾近くに行きまして、雪のないうちに一度登りたいと思ったりしたのですが、
そんな魂胆が見透かされたのでしょうか、里までたっぷりの雪が積もりました^^;


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